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停戦

【シャルムエルシェイク(エジプト東部)=佐藤秀憲】イスラエルのシャロン首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が8日、エジプト東部シャルムエルシェイクで行う首脳会談で、相互に停戦を宣言することになった。

 イスラエルとパレスチナ自治政府の当局者が7日、明らかにした。

 2000年秋から続く武力衝突の終結に向け、当事者同士が合意したことで、中東和平案「ロードマップ(行程表)」に基づく和平交渉の再開に展望が開けてきた。ただ、武装闘争路線を掲げるパレスチナの過激派が停戦にどれだけ従うかは未知数で、和平が軌道に乗るまでには曲折も予想される。

 首脳会談の事前協議を行ってきた自治政府のダハラン元治安担当国務相はロイター通信に対し、「相互に停戦を宣言することで合意した」と明言。「停戦はロードマップに沿って、パレスチナ人とイスラエル人に危害を加えるすべての行動を停止することを意味するものだ」と説明した。

 具体的には、パレスチナ側は、過激派による自爆テロを含む一切の対イスラエル攻撃を停止。イスラエルは、パレスチナ側がテロ行為をやめることを条件に、パレスチナ自治区でのすべての軍事行動を停止する。

 自治政府のエレカト交渉相によると、首脳会談では、イスラエルが拘束するパレスチナ人の釈放問題と、イスラエル軍のヨルダン川西岸からの撤退問題を協議する合同委員会の設置でも合意する見通し。

 過激派はアッバス議長の停戦要請を受け、現在、イスラエル攻撃を一時停止している。しかし、アッバス議長が拘束者問題などに関するイスラエルとの交渉で成果を上げられない場合、武装闘争を再開する可能性は捨てきれない。
(読売新聞)
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by ulutimagold | 2005-02-08 19:38 | 外交